東芝が長い間、総売上の水増しをして、帳簿に嘘の記入ばかりをし、事実と全然違っていたことで、それが発覚したときに、もうどうしようもないところまでいっていた…。
ものすごい赤字だ。 これは、国民も黙ってはおれない。
それで騒ぎになったわけだけど、一番こたえているのは、そこに投資をした株主さんたちだ。 東芝が好きで、信じて投資をしていたのに、そのお金が何に使われていたのかもわからず、しかも自分たちは大損をし、生活にも困るようなことだ。
そのため、お金を損害賠償してもらうべく、多くの株主さんたちはこの度裁判をした。 多分、というか、もちろん勝つだろう。
こういうときにはお金をかけてでも裁判に訴え、判決をきちんともらわないと、なかなか口で「損害賠償する」と言っても、実際には実行しないケースが多いから、お金が被害者に返らないことがあっては断じてならないからだ。 こういう手段に訴えるのは、離婚する時に、今まで仲良しだった夫婦がお金でさんざんもめて分配をどうするか?でも、よくあることらしい。
とにかくそっちは家庭裁判所で、東芝みたいな会社なら高等裁判所だ。 判決がでたら、実行しなかったら逮捕されるから、どんなに喧嘩してても実行はしてもらえる。
例えば女親は弱いけど、判決で対等に物が言える。 だから、私はきちんと決着を第三者のえらい人がつけてくれる裁判が大好きだ。
固いイメージだけど、ほとんどのお金の揉め事はこういうところで、えらい人が入ってくれることで喧嘩にならずに済んでいるからだ。
しかも、それをみんな、誰一人不服としない、ということは、本人たちも全部納得できる金額にケリがつき、無事におさまっている、ということだ。
これは優しさのてっぺんと思う。 偉くないと優しくできない。 医者も偉いから優しくできる。
特に女は腕力でも何でも弱いし、男性に劣るから、頭だけは偉くないと絶対幸せになれない。